（不動産業）
うちは家族での経営。元々はアルミニウム関連のメーカー業の傍ら、不動産業も行っていました。しかし、業績が悪くなり、メーカー業は廃業。不動産一本で経営を立て直そうとしました。しかしながら、こちらも毎月の返済額が経営を圧迫していました。
家族経営の中にどっぷりと入り込んでくださったコンサルタントとの間に、信頼関係が築かれてゆきました。私から妻に言えないようなこともコンサルタントに相談したりするほどになりました。
社長として私は、これまでのお金の管理の甘さを見直すことにしました。信頼できる人がいるということが、それを可能にしました。
どうやって月々のお金を手元に残せるか。そのために、徹底的にコスト削減を行います。そうやって、会社のディフェンス部分（支出）を強固にしたうえでオフェンス（売上）を上げていく方法がコンサルタントからアドバイスされました。
コンサルタントと事業計画を作成し、金融機関を回り、月々の返済額を減らすことができました。
金融機関への交渉は成功しましたが、まだ月の返済が多くありました。
そこで、会社の事務所の機能を自宅に移動させて、その事務所も不動産として賃貸で貸して利益を確保しました。また税金についても税務署にコンサルタントが同行してくださり交渉したり（そこまでやってくれるコンサルタントは珍しいらしいですが）、そうやって支出をできるだけ減らして、月々のキャッシュフローが正常に機能するようになりました。